top of page

満つれば欠ける

お月見と簡単に言いますが、まづ10月9日の十三夜に1回目のお月見をして9月の十五夜と2回セットでお月見の行事として成り立っていて片方では縁起が悪いとさえいわれています お月見は五穀豊穣を感謝する風習で十五夜には里芋(代用として月見団子)を十三夜には栗を備えるらしいです  芋名月なんて呼ばれ方もします それは置いといて、平家物語でも『盛者必衰』と言われるようランキングトップは必ずいずれ落ちる。十三夜の月は満月になりきらない月で、それを愛でる日本人の国民性に風流さとおくゆかしさをさらには誇りさえ感じます。 『これで完璧』とか『これで最高』『これが限界』と思えばそこからは下がるしかない。『まだまだこれから』『上には上がいる』の方がモチベーションも上がりますね。日本人が日本人である限り日本は落ちぶれない、それを世界も知っているので何かあると安定の円にお金が流れ込んで円高になるのだと理解しています うちの屋号「弦月」とは「ゆみはり月」とも呼ばれ弓に弦を張った状態に見える月「半月」のことを指します 特に下弦の月は二十三夜の行事「月待」の日に当たる事 月待には人々が集まり神様を迎えて横に並び座るという儀式だということから 下弦の月に人々が集まりそしてこれから満月に向かい徐々に満ちてゆくという意味を込めてつけられた名前だと聞きました 私で5代目100年以上前の江戸時代の事なので真意は定かではありません  関西人得意の語尾に「知らんけど」です

タグ:

特集
最新のお知らせ
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
bottom of page